Antタスクを書く

Antbuild.xmlファイルに、次のような内容を書く必要があります:

<project name="OwnTaskExample" default="main" basedir=".">
<!-- task definition -->
<taskdef name="plantuml" classname="net.sourceforge.plantuml.ant.PlantUmlTask" classpath="plantuml.jar" />

<!-- process ./src files -->
<target name="main">
<plantuml dir="./src" />
</target>
</project>

このAntタスクは、与えられたディレクトリ(この例では./src)にある、すべての.c.h.cpp.tex.html.htm.javaファイルから、@startXYZを探して.png画像を生成します。

出力ディレクトリ

outputタグを使って、すべての生成された画像の出力先ディレクトリを指定することもできます。

<!-- Put images in c:/images directory -->
<target name="main">
<plantuml dir="./src" output="c:/images" />
</target>

ディレクトリを再帰的に処理する

Ant標準のfilesetfilelistを使うこともできます。

例えば、c:/srcとサブディレクトリに対して、Test.javaで終わるファイルを除いて処理を行い、画像をd:/imagesに出力する場合、次のようにします:

<target name="main">
<plantuml output="d:/images" >
<fileset dir="c:/src">
<include name="**/*.java" />
<exclude name="**/*Test.java" />
</fileset>
</plantuml>
</target>

SVG、EPSのサポート

Antタスクの定義でformat="svg"またはformat="eps"を使うことができます。

<target name="main">
<plantuml dir="./src" format="svg" />
</target>

設定ファイル

設定ファイルを指定すると、それぞれの図の前にインクルードされます。

<target name="main">
<plantuml dir="./src" config="./config.cfg" />
</target>

その他のパラメータ

パラメータ デフォルト 説明
nbthread 1 処理を行うスレッド数
graphvizDot dot実行可能ファイルのパス
format png 生成する画像の形式:xmi, xmi:argo, xmi:start, eps, svg, txt, utxt
verbose false trueで、詳細なログを出力
config すべての図の前にインクルードされる設定ファイル
charset ファイル読み込み時に使用する文字コード
output 生成した画像を出力するディレクトリ
dir 処理対象の入力ディレクトリ(代わりに<fileset>/<filelist>を使うこともできます)
failonerror false trueで、文法エラー発生時に処理を停止する
checkonly false trueで、画像を生成せずにファイルの文法チェックのみを行う
overwrite false trueで、読み込み専用のファイルを上書きする
enablestats false trueで、統計情報を有効化する
htmlstats false trueで、統計情報をplantuml-stats.htmlに出力する
xmlstats false trueで、統計情報をplantuml-stats.xmlに出力する
realtimestats false trueで、統計情報を処理終了時ではなく、リアルタイムに生成する


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