ローカルインストールに関するメモ

シーケンス図

インストールが完了したら、最初はシーケンス図を試してみてください。これは、Graphvizが無くても動作するので、インストールが行えたかどうかを確認するのに適しています。シーケンス図がダメなら、おそらく他の図も同様にダメでしょう。

そして、実際に導入したいツール(Eclipse、Word、MediaWiki……)からではなく、コマンドラインからシーケンス図をテストしてください:

java -jar plantuml.jar -verbose sequenceDiagram.txt

sequenceDiagram.txtには、シンプルなテストを記述しておきます:

@startuml
Alice -> Bob: test
@enduml

-verboseフラグを指定すると、ログが生成されます。もし画像が出力されないときは、ログの内容を添えて問い合わせてください。

Unixでは、X11ライブラリがインストールされている必要があります(デフォルトで入っているはずです)。インストールされていない場合は、HeadlessExceptionが発生します。 その場合、コマンドライン-Djava.awt.headless=trueフラグを追加します。

コマンドラインでは動作するけれど、他のツールで動作しない場合は、そのツールに特有の問題かもしれません:

MediaWikiとWindowsの環境では、PHP web service extensionを実行しているアカウントに対して、C:\Windows\system32\cmd.exeの読み込み権限と実行権限を付与する必要があります。PHPはプロセスをフォークするために、これらの権限を必要とします。

その他のダイアグラム

シーケンス図が動作するようになったら他の図に移りましょう。

システムにGraphvizがインストールされていなければ、まずはインストールしてください

Linuxの場合、コマンドシェルでdotコマンドを実行してみてください。インストールを完了するにはdot -Cを実行する必要があるかもしれません。

Graphvizのデフォルトインストールディレクトリを選択しなかった場合、GRAPHVIZ_DOT変数を設定する必要があるかもしれません。

Graphvizのインストールをテストするには、次のコマンドを使用します:

java -jar plantuml.jar -testdot

次の特別はダイアグラムを使用することもできます:

@startuml
testdot
@enduml

繰り返しになりますが、テストはコマンドラインで行い、-verboseフラグを使用してください:

java -jar plantuml.jar -verbose classDiagram.txt

classDiagram.txtファイルはシンプルな内容で構いません:

@startuml
A <|-- B
@enduml

まだ問題があるようでしたら、メールで問い合わせることもできます。


Privacy Policy      Advertise