デフォルトでは、PlantUMLは統計情報を生成しません。統計情報の生成を有効化したい場合、次のいずれかを使用してください:
- コマンドラインの
-enablestats
フラグ
- Antタスクの
enablestats="true"
設定
- 環境変数の
PLANTUML_STATS
をtrue
に設定
- Javaコードから
OptionFlags.getInstance().setEnableStats(true)
を呼ぶ
統計情報は非常に一般的なものです。その目的は、ユーザを覗き見ることではなく、PlantUMLの利用方法とパフォーマンスを計測することです。
統計情報の生成が有効化されている場合、このことを知らせるメッセージがライセンス情報と共に出力されます。
(
@startuml/license/@enduml
).
PlantUMLの使用状況に関する統計情報をXMLまたはHTML形式で生成することができます。
この機能は、
コマンドラインで
-xmlstats
または
-htmlstats
フラグを追加することで有効化されます。
処理完了時に
plantuml-stats.xmlまたは
plantuml-stats.htmlというファイルに出力されます:
処理完了時ではなくリアルタイムに統計情報を生成したい場合は、
-realtimestats
フラグを使用します。
-loopstats
フラグを使用すると、ダイアグラムの生成中の統計情報をコンソールに出力し続けることができます。
これは、PlantUMLをバックグラウンドで実行するデーモンがある場合に便利かもしれません。
これらのオプションには
Antタスクで利用可能なものもあります。
PlantUMLをライブラリとして利用する場合、
StatsUtils.getStats()
メソッドを呼ぶと、すべてのデータを含む
Stats
オブジェクトを返します。
それを取り出して自由に利用することができます。
この
このAPIの簡単なクラス図です:
🎉 Copied!
|
@startuml
class StatsUtil {
{static} +Stats getStats()
}
interface Stats {
+StatsTable getLastSessions()
+StatsTable getCurrentSessionByDiagramType()
+StatsTable getCurrentSessionByFormat()
+StatsTable getAllByDiagramType()
+StatsTable getAllByFormat()
}
StatsUtil -> Stats: build
Stats o--> "5" StatsTable: contains
enum StatsColumn {
SESSION_ID
VERSION
PARSED_COUNT
...
}
interface StatsTable {
+ Collection<StatsColumn> getColumnHeaders()
+ List<StatsLine> getLines()
}
StatsTable o-> StatsColumn: headers
StatsTable *--> StatsLine: contains
interface StatsLine {
}
interface StatsLine {
+Collection<StatsColumn> getColumnHeaders()
+Object getValue(StatsColumn column)
}
StatsLine o--> StatsColumn: headers
@enduml
|
Implementation note: The storage of historical data are provided through the
Preference API.